
PTAマニアが作った渾身の力作
PTAの会計業務99%削減!
PTAの PTAによる PTAのための会計システム できました
「会計さんsmartPTA」は、PTAの会計業務を劇的に効率化する会計システム。
長年続いてきた手書き作業や面倒な集計作業から解放され、本来のPTA活動に集中できる環境を実現する。
ボランティアだからこそ、シンプルで使いやすいツールが必要だ!
そんな想いから生まれた。
PTA活動をもっと楽しく、もっと意義あるものに変えてほしい。
「なんか大変なんだけど、どう変えればいいか分からない。分からないから今まで通りにやろう、どうせ1年の我慢だし。」
そんな会計担当さんに届けます。
PTAによるPTAのためのPTA会計システム
元会計士 × 表計算大好き × PTAマニアだからこそできた、不効率PTAを変える最終兵器
PTA会計は昭和の香り…マジ!?手書きしてる!?
「え…マジ??これ、手書きしてるんですか…?!」
委員や役員から集められたレシートの束。
そして、4冊の銀行通帳の入出金記録を手で書き写したノート。
それを目の当たりにした時、俺は言葉を失った。
10年以上にわたって、PTA本部に関わりつつも、会計業務にはノータッチだった。
「きっと効率悪いやり方してるんだろうな」という印象は持っていたんだが。。。
まさか、ここまでとは!!
令和の時代に、まるで昭和じゃないか。
デジタル化が進み、スマートフォン一つで様々なことができる現代。わざわざ学校に集まって打ち合わせをしなくても、大抵のことはLINE上で決定できるし、ZOOMミーティングも当たり前になってきた。
無駄が多いと揶揄されることの多いPTAだが、新しいやり方で5年・10年前に比べればずいぶん効率的な運用がなされてきているはずだ。
しかし、PTAの会計業務だけは、時間が止まったかのように旧態依然としたままだった。
手書きの帳簿、電卓での計算、台紙に張り付けられた領収書…。
これらの作業に費やされる時間と労力を考えると、心が痛んだ。
こんな不効率なことをしていたら、世の中にアンチPTAが量産されるのも無理はない!
子どもたちのために活動するはずのPTAが、昭和時代と変わらない会計業務のおかげで、無駄に保護者の時間を奪ってしまっている現実。。。
これでは本末転倒だ!
独特すぎるPTA会計、市販のソフトじゃ全然無理!
元会計士の俺から見ると、PTAの会計処理はかなり独特だ。
基本的に現金での精算、委員会制、毎年の積立金、細かく分かれた予算、お祭りに出店すれば収支作成…。
これらを簿記の基礎知識も知らないお母さんが担当している。
そして大抵は1-2年でほとんどのメンバーが入れ替わる。
たまにエクセルの得意な人がいても会計については素人なので計算が早くなる程度でしかなく、根本的にやり方を変えるには至らない。
なにしろ、来年度の人がエクセルが得意である可能性は高くない(むしろ、相当の蓋然性をもって「かなり低い」と断言できる)ので、根本的に変わってしまうと、他の人がついて来れないという問題もある。
この会計システムの不効率性は大きな課題であり、なんとかならないのかと考える人は当然いて、個人向けの確定申告アプリなんかを使って工夫するのだが、PTAの複雑な処理には対応できないから、「特定の部分だけはラクになった」以上の成果にはつながらない。
どうしても、このような部分的な改善にとどまってしまうという訳だ。
他方、市販の会計ソフトは、自動で銀行取引データを取り込むなど高機能だ(もちろん、価格もそれなりだが)。
しかし、企業会計を前提にしており、PTAとは根本的に異なる発想で設計されているからPTA独自の会計処理に対応できない。
そもそもの話、せめて費用と資産の違い、借方と貸方の違いがわからないと会計ソフトは到底、使いこなせるはずがない。
そのため、手書きは極端だとしても、会計担当者が1人で不慣れなエクセルと格闘しながらレシート情報を入力して、合計額を集計するのが精いっぱい。
そんなやり方が当然のように行われている。
「前年の人がこうやっていたから」という理由だけで、毎年同じ苦労を繰り返す悪循環。
ひどい場合は「なぜか分からないけど以前からこんな処理をしてるんですよね~、、、」と間違いが延々と引き継がれていくことすらある。
よく言われるPTAの前例踏襲問題だが、会計業務でも当然のように同じことが起こっている。
なにしろ、それしか知らないもんだからそれが当たり前、という感覚の持ち主が少なくない。
俺がもっとやりやすい方法にしようって訴えても去年同様、手書きノートに行き着く。
「こうやって処理するって言われたんですけど!」と逆ギレ寸前(もちろん、相手はただただ忠実に自分の使命を果たそうとしているだけなんで、「逆」という意識はないだろう)。
正直に言えば、そんなナゾの理屈に思わずこちらも応戦、、、という場面もあって、ずいぶん引っ掻き回された。
実は会計に詳しいわけでもなく、表計算が得意な訳でもなく、せいぜい家計簿をほんのちょっとかじったことがあるレベルのお母さんがPTA会計の現場を担っている。
それが現実なのだ。たいていの場合、
➀「誰かがやらなければならないなら私が、、、」という、なんとなくの正義感だけで引き受けた
➁控えめな性格なので断り切れなくて「去年のを見ながらやればいいから大丈夫よ!」「他に頼める人がいないの、、、お願い!」と強引に押し付けられた
このどちらかで会計の責任者をやることになったことを俺は知っている。
こうしてPTAの会計担当を引き受けちゃった、人の良いお母さん役員が全国にたくさんいて、更にその内、結構な数のお母さんが頭を抱えているはずなのだ。
実は自校のPTAだけをラクにすればいいのなら、面倒ではあるけどたいして難しい話ではない。誰か詳しい人がオリジナルのエクセルで作り込んでしまう方法もありうるだろう。
実際、そのようになっている多少先進的なPTAもあるのかもしれない。
だけど、どうせなら日本全国、みんなまとめて救ってあげる方法が必要だ。

PTA廃止論をしばしば耳にするようになって久しい。
ここではこの論点に関して深入りしないが、廃止論者は基本的に自分がPTAの恩恵を受けている自覚すら持ってないおバカさん(なんだけども、こういう意見の人は、本人自身は賢いつもりのことが多いのでますます厄介だったりする)なので会話が成立しない。
だから放っておこうというのが私の基本スタンス。
とはいえ、これだけSNSやらオールドメディアで「PTAなんかやめちゃえ!」そんな記事が時折、ネット界隈を騒がすところを見ると不合理・非効率を続けているPTAが多いのも事実なのだろう。
幸い、私の知る限りは周囲にないが、ブラックPTAというなんだか恐ろしい言葉もあるようだ。
非効率、と非難されつつも近年はLINEを使って、早朝でも深夜でも、仕事中でも電車の中でも、なんならトイレの最中でも入浴中でもスマホを使って連絡を取り合い、何となく話し合いを進めることだって可能だ。
ZOOMもあるからわざわざ学校に集まって話し合うことが減ったPTAも少なくないだろう。
このように10年前とは格段に状況は改善している。
しかし、そんな中、時代の波に完全に取り残されているのがPTA会計。
世の中には、会計と表計算に詳しい人は少なからずいるが、PTAの仕組みはあまりに独特だ。
企業会計とは全く異なる思想の上に成り立っているから、会計に詳しい人はかえって理解しがたい点も多い。
実際、俺も当初は独特すぎる積立金の仕組みに驚いたのだった。
「周年積立金の通帳は別管理してるから、決算と関係がない」
企業会計の感覚なら、それは簿外資産ということであり、真っ当な処理ではあり得ない。
だから高価な会計ソフトを使えば解決するような話ではないのだ。
「この通帳は集計の対象外にする」会計ソフトを作る人間はそんなことは夢にも考えたことがない。
しかも、学校ごとにまるっきり違う仕組みで動いていることも珍しくない(当の本人たちにとってはそれが「普通」というもの面白いけど)。
だから、複雑な計算式を使いこなし、プログラミングができる、そんな表計算の達人がいるだけではPTA会計の課題は解決することができないのだ。
会計 & 表計算 & PTA
この3つが全てわかってないとPTA会計の仕組みは作れない。
確かに「PTAで使える!」という謳い文句のアプリは複数存在するのだが、1人で入力するしかないとか、簿記の知識が大前提になっていたり、一番肝心で面倒な決算作業はできないので、最後は表計算ソフトにデータを移してチマチマと手作業で集計しないといけなかったりする。
実際に使う人の知識やスキルを無視したシステムでは意味がないし、全体のうちの一部分だけしかやってくれないのでは結局、部分最適化にとどまる。
PTAの内情を知らずに作っているから、現場の感覚で言えば「なんか違うんだよな、、、」かゆいところには全然手が届いていない、そんなものしか作れないということになってしまうのだ。

大変なPTA会計の苦労、もう終わりにしよう
ならば俺がやるしかない。
「会計の専門家として、表計算ソフトの達人として、幼稚園から高校まで10年以上にわたって複数の学校で本部役員を担い、同時に複数掛け持ちするPTA大好きな俺にしか、PTA専用の会計ソフトは作れない」そう悟ったのだ。
目指したのは、会計担当さんの負担を99%削減する、夢のようなシステム。
実際に「夢みたい」と言われたからそう表現してみた。
だがしかし、それは変な話だ。
PTA役員はみんなボランティアで、しかも、ほぼ全員が会計の素人なのだから、本来は簡単にできるのが当たり前であり、逆にそうでなければおかしいのだ。
会計業務、意味わかんなくてめちゃくちゃ大変!、そんな状況が放置されている現状こそ大問題、というべきだ。
会計ソフトの常識を覆す、分散入力方式
俺が考案した、このPTA会計システムで特徴的なのは、「分散入力方式」。
つまり、会計担当者ではなく、立て替え払いをしたメンバー各自に領収書(レシート)の入力をしてもらう、という仕組み。
いつ、何の用途で、何を買ったのか、それは購入した本人が一番よくわかっているはず。
ならば、記憶が新しいうちに本人に入力してもらうのが最も合理的だ。
会計担当者は、年度初めの恒例行事である通帳の名義書き換えに始まり、イベントの釣銭を用意しておくとか、保険会社との打ち合わせとか、なにかと雑用も多い。
数百円を精算する為だけに、(時には電車に乗ってまで)わざわざ学校に来なきゃいけない、そんな経験がある人もいるかもしれない(いずれも、現実に俺の周りで起きていることばかりだ)。
にもかかわらず、そのうえ更に、他人が買い物してきた伝票を見て内容を識別し、エクセルに入力する、そんな手間まで押し付けるというのは負担が大きすぎるというものだ。
会計担当者は、各人が入力した内容をチェックして、現金で精算するだけでOK、という体制にするべきというのが業務改善マスターでもある俺の根本的な発想。
インストール型の会計ソフトではこんなことはできない。「入力は全部、一部の会計担当がやるべき」そんな基本思想に立っているのだから、俺の採点ではスタート段階で零点だ。
整理しよう。
従来のフローでは
➀会計担当者は立て替えで購入した人に現金で精算し、領収書をもらう
➁領収書の内容を読み取り(あるいは聞き取り)、把握したうえで内容を入力(またはノートに記入)
③領収書を日付順(あるいは科目別)に整理
これだと、会計担当者に負担がかかる一方、入力内容をチェックする人はいないということになってしまう。
他方、新しいフローは
➀購入した人がその場でさっと入力し、領収書に管理番号をメモ
➁会計担当者は入力された内容を確認し(ここでダブルチェックされるのがポイント!)、領収書と引き換えに現金で精算
⓷集まった領収書は管理番号順にまとめて綴じる(ここの運用は各PTAにお任せする)
このフローでは、精算した時点で入力のダブルチェックが完了している。ここまで終われば、集計作業は概ねパソコン任せでOK。
面倒な計算や集計、報告書作成まで、俺がゼロから独自に開発したプログラムを駆使して「会計さんsmartPTA」がほぼ自動で行う。
PTAでお祭りに出店することもあるだろう。
「品目ごとの損益管理が必要」そんなことも想定したうえでトコトン作り込んだシートも用意している。
出店機会があるなら是非試してみて欲しい。
「会計さんsmartPTA」は、これまで会計担当者が業務に費やしていた時間の99%を削減する。
申し訳ないがあなたには「今まで無駄な事をしていたんだ。。。」と存分に思い知ってもらうことになる。
そして空いた時間を、本来あるべき生産的で楽しいPTA活動に使ってほしいのだ。

PTAの現場を熟知しているからこそできた
会計・プログラミング・PTA、どれかが欠けると作れない
PTAは毎年メンバーが入れ替わる特異な組織だ。
関わる人の熱量もPCスキルも実に様々。
業務改善しながらどんどん盛り上げようという熱い方もいれば、とりあえず1年だけだから最小限の労力で無難に乗り切ろうと一歩離れた所で関わろうとする冷めた方もいる。
エクセルを操作したことのない方もいれば、表計算ソフトに精通したプログラマーレベルの方もいる。
どこに何を入力すればいいか、直感的に分かるようにする必要があった。基本的には、選択肢から選ぶ + 簡単な文字と数字の入力、これだけで完了するインターフェースにこだわった。
複雑な操作は一切必要ない。
パソコンでの作業を推奨するが、スマホでもどうにかなるように作り込んでいる。スマートフォンに無料のGoogleスプレッドシートアプリを入れてもらえば、誰でも簡単に選択肢を選んで、ポチポチ感覚で入力することができる。
あなたは表計算ソフトで複雑な関数を考える必要はない。
それは俺がすでに完了させた。
改良につぐ改良、さらにその上に改良につぐ改良、またまた改良、改良、改良、改良、改良、改良、改良、改良、改良、改良、改良、改良、改良、改良、改良、、、、、、、、その上に改良を重ねてきた。
あなたは難解なプログラミングをする必要はない。
それも俺が担当した。
何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も試行錯誤を繰り返して。
そんな多様な人たち全員が苦労なく使えるように設計する必要があった。
そして、もちろんあなたは面倒な集計をする必要もない。
それは「会計さんsmartPTA」がやってくれる。
あなたがどれほどPC作業が得意な上級者であったとしても全く歯が立たない、とんでもないスピードで。
しかも驚くことに、計算ミスはゼロだ。
「会計さんsmartPTA」は、PTAのPTAによるPTAのための会計システム。
PTA独自のお金の流れ、PTA独特の委員会制度、積立金など、実際のPTA会計の実務を熟知した俺が、誰でも利用できる無料の表計算アプリ、Googleスプレッドシートをベースに開発した。
表計算は多くの人になじみがあり、直感的な操作が可能。
しかし、もっと重要なのは汎用性だ。
各学校のPTAによって活動内容はもちろん、組織の構成も様々。
委員会に着目してみても、種類も数もバラバラだし、活動内容も濃淡がある。
「ウチは委員会が7つもあるから使えない、、、」これでは意味がないのだ。
委員会だけじゃない。
積立金の種類、勘定科目、イベントの種類、、、
これらは学校によって異なっているのが当然だ。
周年行事、修学旅行、大型備品、、、積立金が5種類あるとか、お祭り出店が4回もあるとか、状況はまるっきり違うし、年度によっては大きな周年行事があるとか、新たに勘定科目が追加されたとか、逆に統合されたということも当然起こり得る。
だから汎用性があるものにしないと他では使えないということになってしまう。
利益を出すつもりでお祭りの模擬店を出すPTAもあれば、赤字を出す前提でやってるPTAもある。
そもそも、土台となる考え方自体がまるっきり違っていることが珍しくないのだ。
1つのPTAしか見ていないと、根底にある考え自体が違っている複数のPTAを包摂した仕組みは作ることができない。
それだと結局、「なんか便利そうだけど、やっぱりウチの学校では使えないな、、、」ってなことになる。
だから、汎用性のあるものを作ろうと思えば、複数PTAの共通部分と個別部分、それぞれいくつかのパターンが頭に入っている必要がある。
複数の学校で、異なるPTAを経験している俺だからこそ、一段上の視点から抽象化して共通で使える、汎用性が高い仕組みを作れるのだ。

いくつか機能例を挙げておこう。
委員会ごとの予算管理機能
学校によって異なるものの、PTAでは本部の他に学年委員、文化委員会、広報委員会、環境委員会など、複数の委員会が独自の予算を持ってイベントを担うのが通常だ。
「会計さんsmartPTA」では、委員会ごとの予算管理が簡単にできる。
誰が今までいくら使ったか、誰にいくら渡す必要があるのか、いつ精算したのか、一目瞭然だから、委員会内部で精算が完結する。
委員会の活動については本部が関わることなく領収書の入力、場合によってはイベントの収支報告まで完了することになる。
イベントの収支管理機能
模擬店出店などのイベントごとに、収入と支出を管理できる。
イベント終了後の収支報告書も自動で作成される。
立て替え金管理機能
誰がいくら立て替えているのか、一目で分かるし、計算ミスの心配もなく、スムーズな精算が可能になる。もちろん、いつ精算したのかも記録される。
監査対応機能
監査担当者に閲覧権限を付与すれば、直接確認してもらうこともできる。
透明性の高い会計処理で、監査担当者からの信頼も得られる。
かつて俺の学校で普通に起きていたことだからきっと多くの学校でもやらかしていると思うんだが「これは周年事業なんで、記録してません」そんなことは起こらない。
決算報告書作成機能
本部及び各委員会で入力されたシートを集計していけば決算書作成に必要なデータは揃うはずだ。手作業で集計しても構わないが、せっかくなら本システムの肝となる、集計プログラムの威力を体感して頂きたい。
PTAによって書式はバラバラだから、この際、きれいに作り込んでもいいだろう
なぜGoogleスプレッドシートなのか?
スタート地点を間違えたらアウト
「会計さんsmartPTA」は、Googleスプレッドシートをベースに開発されている。
なぜ、専用アプリではなく、Googleスプレッドシートを選んだのか。
世の中にはたくさん並んだセルを見たくない、いわばエクセルアレルギーの人がいる。数字を入力するだけで勝手に計算してくれるから便利なんだよ、と言われても「電卓で計算するがマシ」と言ったりする人のことだ。
だから表計算っぽくない作りにすることも選択肢にはあがった。
それでも、Googleスプレッドシートベースの開発にしたのはいくつもの理由がある。
無料で利用可能
PTAの予算は限られている。
高価な会計ソフトを購入する余裕はない(まぁ、そもそも借方貸方の概念が分からないと使えないのでコストとは違う次元での話だが)。
その点、Googleスプレッドシートは、Googleアカウントさえ用意してもらえば誰でも無料で利用できる。
プログラミングによる作業自動化
使ってみれば分かるが、プログラムを使った入力支援機能が組み込まれているので、通常、実際に自分が入力するのは2-3項目しかないから、入力の手間は最小限に抑えられる。過去の同じ取引をコピーして使うこともできるし、毎月10日に決まった取引を入力する機能まで実装した。
これまで、夜中までパソコン相手にやっていた中間末・年度末の集計作業だってほぼ自動で終わらせることが可能だ。
独自カスタマイズが容易
各PTAによって決算報告書の体裁は2つと同じものは無い。
Googleスプレッドシートなら、既存の報告書フォーマットを忠実に再現することができる。
時には会計シートに引継ぎメモを残したい、ということもあるだろう。Googleスプレッドシートなら新たにシートを追加してメモ代わりに使うことも自由にできる。詳しい人がいれば予算作成ができるシートに生まれ変わらせることもできるだろう。
独自の機能を盛り込んだ、あなたのPTAオリジナルの仕様にしてもらっても構わない。独立アプリでは到底マネすることができない、この高い拡張可能性によるカスタマイズの容易さは表計算をベースにすることの大きなメリットだ。
自動保存・履歴管理
会計業務で最も恐ろしいのは、データの消失だ。
何時間もかけて入力したエクセルデータが、保存忘れや操作ミスで消えてしまったら?あるいは突然パソコンが故障したら?考えるだけで冷や汗が出る。
学校のPCで作業するために会計データをUSBに入れて運ぶのだが、「肝心のUSBを紛失してしまった」なんていう事故は枚挙にいとまがない。
実際、私が関わった学校でもそんなことがあり、パスワード付きのUSBを購入した経緯がある。
とはいえ、そんなリスクがあるから手書きのノートを使っているのだとすれば、それは羹に懲りて膾を吹くというものだろう。
この点、Googleスプレッドシートは、入力内容がリアルタイムで自動保存される仕組みになっている。インターネットに接続されていれば入力と同時に保存されるので、基本的にデータ消失のリスクは生じない。
セキュリティ面も安心だ。アクセス権限を設定すれば、部外者が見ようとしても見ることはできない。
万が一、URLが部外者に知られたとしても大丈夫、彼は開くことができない。
「情報漏洩が、、、」そんなリスクも回避できる。また、編集履歴が自動的に記録される機能も見逃せない。いつ、誰が修正したのかが記録されるため、万一の不正やミスのチェックにも役立つ。
色んな事情で1週間前・1ヶ月前の状態に戻したいのであればそれも可能だ。
共有と同時編集が可能
「会計さんsmartPTA」は従来のPTAの会計業務が会計担当者1人の負担になってしまっている状況を根本的に改善すべく設計した。
だから、必要なメンバーが誰でも入力できるようにする必要があった。ローカルPCを核に据えると共同作業が難しいから複数人が入力を分担することができないし、データの消失リスクを避けられない。
Googleスプレッドシートなら、URLを共有するだけで、関係者全員がデータにアクセスできる。
さらに、複数人が同時に編集することも可能だ。例えば、複数人が手分けして、同時に領収書データを入力することもできないことはない。
会計担当者は入力された内容を確認するだけでいいから、業務負担の平準化が図れる。
アクセス権限の設定が柔軟
情報共有は大切だが、誰もが全てのデータを編集できるようでは不都合だという場合もあるだろう。
Googleスプレッドシートでは、「閲覧のみ」「編集可能」「コメントのみ」と、細かく権限を設定できる。
この柔軟なアクセス権限設定により、監査の人はコメントだけ可能、委員以外は閲覧のみ可能、そのような設定もできる。
もちろん、全てオープンにしてもらっても構わないし、人数限定で秘密裏に進めることもできる。セキュリティを保ちながらも、必要な情報共有する仕組みが簡単に実現できるのだ。
クラウド管理でどこからでもアクセス可能
今や、なんでもスマホ1台で済んでしまうから、自宅にPCがないという人も珍しくない。
学校のPTA室に行かないと何も作業ができないというのでは、大きな制約だ。
そんな理不尽な体制が長続きするわけがない。
Googleスプレッドシートはクラウド上にデータを保存するため、インターネット環境があれば、自宅PCからでも、外出先からでも、職場のPCからでも(無論、許されるなら)いつでもどこからでもアクセスできる。
また、スマートフォンからもアクセス可能なので、レシートを受け取ったに人はその場で入力してもらう、ということもできる。
その他にもメリットがたくさん!
✓自分が入力すべき項目が一目瞭然!「ナビ機能」で初めての人も迷わない
✓前年度のデータをバックアップして閲覧可能だから引き継ぎも簡単
不効率PTA撲滅の一助に
会計が最後の砦
俺がこのアプリを開発したのは、使命感だ。
昭和を彷彿させる手書きの帳簿を目の当たりにした時の強烈な使命感。
「これは個人の力量の問題じゃない。PC苦手なこの人だけが非効率を甘んじて受け入れているのではない。日本中のPTAで起きてることなんだ。これを変えられるのは俺しかいない!」
俺自身、長年、PTAの役員をしているものの、会計に関わることはなかったので何となく大変そうだ、という程度の認識だった。
「きっとエクセルが得意な訳でもないだろうから大変そうだなぁ」と横目で見ていた。
俺からすれば「なんでこんな無駄なことやってるんだ?」ということではあったのだが、改めて内情がわかると、変えるに変えられず、やむを得ずやっているという現実も見えてくる。
会計担当者の大変さがよくわかってきた。
夜遅くまでレシートと格闘、ノートに記録してエクセルに入力。なんとか集計が終わったところで1つでも変更があればまた集計をやり直し、、、休日を返上して不慣れなパソコン作業で帳簿を入力する。
子どものために活動するはずのPTAが、逆に家族との時間を奪っている矛盾。
この現状を変えないと世間にアンチPTAが増殖する一方だ。
会計の専門家として、表計算ソフトの達人として、そして何よりも、PTAを愛する一人の親として、俺にできることがあった。と同時に、俺にしかできないことがあった。
それが「会計さんsmartPTA」の開発だ。
開発にあたって最も大切にしたのは「誰でも容易に入力できる」ということ。
会計の知識がなくても、パソコンが苦手でも、「どこに何を入力すればいいか、直感的に判断できる」「項目を選んで数字とメモを入力するだけでOK」というシンプルさを追求した。
もちろん、PTAの特殊性にも配慮した。毎年メンバーが入れ替わる組織だからこそ、引き継ぎのしやすさは重要だ。
職人芸に近かった決算報告書の作成も、マニュアルに沿って順番にプログラムを実行するだけでほとんど完結する。
これなら、引継ぎ作業の労力は大幅に縮減される。実は手書き派にも考えがあって、「前年度のデータをすぐみられるから助かるんです」ということだった。
ならば、ということで簡単に過年度のバックアップを適宜参照できるようにした。
新しい担当者が過去の処理を参考にしてスムーズに業務を開始できるというわけだ。
開発過程では、現場のPTA会計担当に意見を求めつつ、何度もテストと改良を重ねた。
「ここがわかりにくい」「この機能があると便利」といった現場の声を丁寧に拾い上げ、システムに反映させていった。
まだこのシステムは開発されたばかりであり、今後も意見を取り入れながら機能を追加してくこともあるだろう。
あなたの意見が将来の、日本全国の他校の、PTA会計担当者を救うのだ。
あなたが会計担当なら、自分の負担を劇的に軽減し、PTA活動をもっと楽しく、有意義なものに変えてくれる。
あなたが会長なら、会計業務の改善に貢献してくれたということで評価が上がることになる。
もし、過去に会計担当を経験された方は、今の担当者にこのシステムを紹介してあげてほしい。
あなたが苦労したからと言って、それを次の人に引き継がせる必要はない。
PTAはボランティアである以上、自分が楽しくなければ続かない。
会員から預かった会費で運営する以上、会計業務は避けられないけれども、会計業務の煩雑さに振り回されるのではなく、子どもたちのための活動に、なによりも自分自身のやりがいのために、より多くの時間とエネルギーを注げるようになってほしい。

さあ、一緒にPTA会計の未来を変えよう!
PTAの会計業務に悩むのは、もう終わりだ。
「会計さんsmartPTA」が、あなたの強力なパートナーになる。
立て替え払い、伝票入力、費用精算、そして決算報告書の作成まで、会計担当者を悩ませてきた一連の事務作業を、「会計さんsmartPTA」が力強くバックアップする。
これまで何時間もかけていた、イベントの収支計算資料や決算報告書の作成作業は、鼻歌交じりで順にクリックしていけば、ほんの数分で完了するのだ。
想像してみてほしい。
もはやレシートの山と格闘する必要はない。
夜遅くまで入力ミスを探す必要もない。
監査前に焦って資料を作り直す必要もない。
「会計さんsmartPTA」があれば、そんな苦労とはおさらばだ。
もうひとつ、どうしても伝えたいことがある。
アンチPTA撲滅
それが俺の願い。
大きな視点で言えば、「会計さんsmartPTA」の出発点は、そこなのだ。
会計担当者の負担を99%減。あなたの笑顔を守り、PTAをもっと楽しく、もっと意義のある活動にするために。
「悪しき前年踏襲で変えられない」これはPTA批判でよくある意見だ。
しかし、毎年入れ替わっていく役員さんを見ていて気付いたことがある。
確かに、変えたくない、前年と同じようにしたいって主張する人もいる。
しかし、実は多くの場合、決して「変えたくない」訳ではないのだ。
どう変えればいいか分からない。
本当に変えていいのかも分からない。
どう考えればいいのかすら分からない。
だったら今まで通りにやっておこう、どうせ1年の我慢だし。
これが本音なのだ。
ただその結果、全国のPTAで負のループが続き、自ら疲弊して不満をSNSにぶちまける人がいる。
そんな投稿が人気を博し、「それ見たことか!」とばかりにアンチPTAを喜ばせる。
あなたもそんな場面を見た事があるかも知れない。
「会計さんsmartPTA」はこれまでの会計業務のやり方を抜本的に変えることになる。
でも、あなたが仕組みを考える必要はないのだ。
あなたに代わって俺が全部考えたから。導入してもらえば、誰が何をすればいいか、どんなやり方に変えればいいのかを明確にすることができる。
まずは新しいPTA会計の流れを体験してほしい。
